新庄ハムと自由契約で所属未定、秋吉亮はどこへ行く? 再契約は「ゼロに近い」...球団OB持論

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   プロ野球・横浜ベイスターズ、日ハムで活躍した野球解説者の高木豊氏(63)が2022年1月13日に公開したユーチューブ動画で、日ハムを自由契約(ノンテンダー)となった秋吉亮投手(32)について言及した。

  • 秋吉亮投手(写真:AP/アフロ)
    秋吉亮投手(写真:AP/アフロ)
  • 秋吉亮投手(写真:AP/アフロ)

大田はDeNA、西川は楽天移籍が決定

   日ハムは21年11月16日に秋吉、大田泰示外野手(31)、西川遥輝外野手(29)に対して22年度の契約を提示せず、野球協約第66条の保留手続きを行わないことを発表。3選手は12月2日に公示された保留名簿から外れ自由契約選手となった。

   3選手の去就が注目されるなか、大田は21年12月14日にDeNAへの移籍が決定。西川は12月22日に楽天と入団基本合意したことが発表され、秋吉だけが所属先が決まらぬまま年越しとなった。

   高木氏は「後ろの方も出来るし経験もある」と秋吉の力を高く評価する一方で、「秋吉はどこで使うというのが明確ではないよね。クローザーにはいきなり任せられないとか、中に入れてどうするのかとか」など起用法の難しさについても触れた。

   そしてNPB球団に移籍する場合、「金銭面では折り合いをつけると思う」とし、「秋吉はここまで来たらいくらでもいいからやらせてくれとなる。例えば秋吉が必死に頭を下げてやらせてくださいと。年俸いくらでもいいと。そういう姿勢になってきたらどこかあると思う」との見解を示した。

高木氏「(年越しは)まさかと思った」

   また、番組アシスタントから「日ハムが再契約という可能性はゼロに近いんですか?」と質問されると、高木氏は「俺はゼロに近いと思うよ」と返答し、「そのためにそういう切り方というかチャンスを与えたわけだから。外に自由に交渉しろという。だから厳しいよな」と根拠を説明した。

   高木氏は日ハムが再契約する可能性は低いとみているが、日ハムは昨年11月に3選手の保留手続きをしないことを発表した際に、球団公式サイトで稲葉篤紀GM(49)の以下のコメントを掲載している。

「3選手と来季以降のプレー環境について協議した結果、選手が取得した権利を尊重し、ノンテンダーとすることを選択しました。選手にとって制約のない状態で、海外を含めた移籍先を選択できることが重要と考えた結果です。昨年も、ノンテンダーの村田透投手と再契約した例があるように、ファイターズとの再契約の可能性を閉ざすものではありません」

   1月13日時点で所属先が未定の秋吉。高木氏は「(年越しは)まさかと思った。越しても球団が動き始めたら、すぐに決まるのかなと思ったけど、なかなかな」と心配そうに語った。プロ野球の春季キャンプは2月1日に一斉にスタートする。

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