大みそかに行なわれた総合格闘技大会「RIZIN.33」での八百長騒動の責任を取るとして、YouTuberでプロレスラーのシバターさんが2022年1月13日、無期限の活動休止を発表した。
「世の中的にはよろしくないことをやっても、続けようと思えば続けることができる」
シバターさんは13日の動画「今回の件を重く受け止め、活動休止します」で「このチャンネルをしばらく休止したいと思います」と宣言した。
RIZINの榊原信行CEOによる「シバター、久保選手ともお咎めなし」とのコメントを受け、YouTubeとしての在り方について考えるようになったとした。
「YouTuberって結構無敵な存在なんで......。犯罪さえしなければ、どれだけモラルに反したことをしたとしても、活動を続けられてしまうんですよね。世の中的にはよろしくないことをやっても、続けようと思えば続けることができるし。ファンが多少なりともいれば、悪いことをしても、ファンが動画を一定数見るんで、活動は続けられちゃうんですよね。私も動画をアップすれば見てもらえるんですよ」
「炎上系」を名乗るシバターさんは、今回の件だけでなく今までも多くの炎上騒動を引き起こしてきたことから、どこかで線引きをする必要があると考えるに至ったという。
「世間が、YouTubeのシステムがセーブをしてくれないものですから、YouTuberというのは。なら自分でどっかで線引きするしかないと思っておりまして。このたび無期限で活動を自粛しようと思います」
「自分の中でもある程度の正義というか、エンタメ観......エンタメとはこうあるべきだというものはありまして。もう僕は胸を張って自分の仕事を全うしたとは言えるんですけれども、今回は騒動が大きくなり過ぎたので、誰もシバターに罰を科さないのなら、自分で自分を罰するしかないと思いました」