俳優の清原果耶さんが主演を務めるテレビドラマ「ファイトソング」(TBS系)の放送が2022年1月11日にスタートし、ラストシーンで見せた清原さんの涙の演技が話題になっている。
人生どん底の主人公が一発屋ミュージシャンに出会う
「ファイトソング」は2017年放送の朝ドラ「ひよっこ」(NHK)や2012年放送のドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系)などで知られる脚本家・岡田惠和さんオリジナル作品。不慮の事故で空手日本代表の夢を諦めたヒロイン・木皿花枝(清原さん)と、一発屋のミュージシャン・芦田春樹(間宮祥太朗さん)、花枝に片思いする幼なじみ・夏川慎吾(ジャニーズグループ「Sexy Zone」菊池風磨さん)の三角関係を描いた恋愛ドラマ。
※以下、ネタバレを含みます
事故で夢を絶たれてしまい、人生どん底の花枝。無気力にただ毎日を送っていたが、周囲の勧めで、同じ児童養護施設で育った慎吾が経営するハウスクリーニング会社でアルバイトとして働くことになった。一方、かつて1曲だけヒットを出して以降鳴かず飛ばず状態の春樹は、所属事務所から「残り2か月でヒット曲を出さなければクビ」だと宣言され、崖っぷち状態...。そこで春樹は、「運気がアップする」というチラシの文言に惹かれ、慎吾の会社にハウスクリーニングを依頼。花枝が春樹の家を訪問する。
花枝の号泣シーンに「ぐっときた」「涙の量エグい笑」
清掃中、花枝は自身の勝負曲「スタートライン」を聴きながら作業を始めると、春樹から曲を尋ねられる。花枝は、亡き母との思い出が詰まった曲であり、「10年以上前に出た曲なのに、今でもずっと私の心の支えになってるし」「私にとっては世界でたった一つの音楽」だと説明。花枝の心境を知った春樹がこの曲をピアノで弾き語ると、花枝は春樹が作ったものであることを次第に理解。予想だにしなかった事実に困惑しつつ、在りし日の母との思い出に目から次々と大粒の涙をこぼすのだった。
視聴者からは、清原さんが見せた涙の演技に注目が集まり、インターネット上では「清原果耶ちゃんの涙にもらい泣きした ずっと泣かずに我慢してた分が一気に溢れて止まらなくて自然とポロポロ流れる涙...ラストすごく良いシーンだったなぁ」「涙に貰い泣きしてしまった 涙が零れ落ちてゆく様がキレイすぎでしょ」「モネのときも思ってたけど涙の量エグい笑 そしてやっぱ上手い笑」「これぞ清原果耶っていう泣きの演技でした。 『螢草 菜々の剣』や『おかえりモネ』などを観ても、涙のシーンはいつも想像の上をいってて、いつもやられてしまいます。涙を操れる凄い役者だと思います」などと絶賛する声があがっている。