こぐま座、盗難トラック発見も続く苦境 エンジン破壊で廃車危機...代表「自力で何とかするしか」

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クラウドファンディングの予定はない

   こぐま座はトラックの発見前、ツイッターで目撃情報を募っていた。11日に発見されたことを報告し、トラックの情報を拡散したユーザーらに感謝した。

   山本代表によれば、ツイッターやメール、電話などを通してたくさんの人々から目撃情報や防犯知識が寄せられたという。

「とにかくたくさんの応援をいただき感謝しております。目撃情報は警察のほうにもかなり問い合わせがあったそうです。
早期発見につながったのはこうした情報のおかげではないかと思っており、本当に感謝しきれません。皆様にお礼を伝えるとともに、これからも応援いただけますと幸いです」

   SNS上ではトラック等の費用を支援したいとして、クラウドファンディング希望する声が上がっている。しかし山本さんは、前向きには考えていないと話す。

「コロナで経営状態に打撃を受けているところですので、クラウドファンディングを行っても公演が入らないことにはこの先続けていきません。そうすると皆さんにいただいた資金が水の泡になってしまいかねないので、私としては今のところ前向きには考えておらず、自力で何とかするしかないのかなと思います。これ以上皆様に迷惑はかけられません」

   現在、こぐま座では地方自治体や教育機関からの依頼を受けて公演を行っている。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で依頼が激減しており、こうした状況が改善されなければ厳しいと話した。

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