「1年目から結果を求めるのは酷」
「野手陣でレギュラーと呼べる選手は侍ジャパンで東京五輪の金メダル獲得に貢献した近藤健介のみ。あとは横一線の競争です。野村佑希、五十幡亮汰と楽しみな若手は多いですが、1年トータル通じて活躍できる選手が何人いるかというと皆無に近い。
選手を育てるために、失敗に目をつむって我慢強くチームを作り直さなければいけない。1年目から新庄監督に結果を求めるのは酷です。今季はBクラスが妥当でしょう」(スポーツ紙記者)
新庄監督は就任会見で「優勝なんか一切目指しません」と発言。その真意について、「高い目標を持ちすぎると、うまくいかない。1日1日地味な練習をする。そして9月になって優勝争いをしていたら、そこの気合の入りかたは違ってくる」と語っている。
シーズンに入れば否応なしに結果を求められる。新庄フィーバーはいつまで続くか。(中町顕吾)