セブン店員「賞味期限切れおでん」販売を内部告発、1か月過ぎた商品も 本社が認めて謝罪

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「オーナーが『使ってもいいよ』と従業員に指示していた」

「お客様から午前中に動画について申し出を受け、社内で確認して店が分かりました。店のオーナーに確認したところ、事実関係を認めました。動画の撮影日に一部賞味期限切れのおでんをカウンターで販売したということです。このオーナーは、賞味期限切れのおでんについて、『使ってもいいよ』と従業員に指示していました」

   賞味期限切れのコンニャクや白滝などが実際に売れたかについては、売れ残って廃棄するケースもあるため、分からなかったという。客からの健康被害の申し出については、1月6日夕時点では把握していないとしている。

   店がいつから賞味期限切れ商品を売っていたかや、なぜこんなことをしていたかの動機面などについては、調査して確認しているところだとした。店員が告発したとされたが、会社への通報はなかったという。同様なケースは、他の店舗で過去に聞いたことはないとしている。

   札幌市保健所には、6日中に報告したことも明らかにした。店は同日、営業を続けたが、おでんの販売は中止したといい、セブン&アイでは、店に対しては、「厳正に対応しないといけないと考えています」と話した。

   セブン‐イレブンの公式サイトでは、6日夜になって、「賞味期限切れ商品の販売に関するお詫び」と題した謝罪文を出した。そこでは、販売したおでんの一部に、賞味期限切れの具材を使用していたとして、「該当商品における販売個数等の詳細については現在調査を進めております」などと説明した。そして、「全国のセブン‐イレブン加盟店に対して再発防止に向けた注意喚起と一層の品質管理体制の強化に努めてまいります」としている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

1 2
姉妹サイト