セブン店員「賞味期限切れおでん」販売を内部告発、1か月過ぎた商品も 本社が認めて謝罪

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   大手コンビニチェーン「セブン‐イレブン」の北海道内の店舗で、賞味期限切れのおでんを販売していたと、店の関係者がユーチューバーに情報を寄せた。

   賞味期限切れから1か月経ったものも売っていたといい、この関係者は、証拠の動画も撮っていた。セブン‐イレブン側は、事実関係を認めて謝罪し、「厳正に対応する」としている。

  • セブンイレブンの店舗で不祥事(写真はイメージ)
    セブンイレブンの店舗で不祥事(写真はイメージ)
  • 白滝は賞味期限切れ後1か月も経っていた(写真は、コレコレさん配信の動画から)
    白滝は賞味期限切れ後1か月も経っていた(写真は、コレコレさん配信の動画から)
  • セブンイレブンの店舗で不祥事(写真はイメージ)
  • 白滝は賞味期限切れ後1か月も経っていた(写真は、コレコレさん配信の動画から)

ユーチューバーのコレコレさんが店員の告発として動画を配信

   おでん用の「白滝」と商品名が書かれたパッケージには、賞味期限が「21.11.27」と印字されている。コンニャクの商品も同じ賞味期限で、従業員らしき女性がコンニャクのパッケージを開けて、台所で水洗いを始めた。

   この動画は、ユーチューバーのコレコレさんが2022年1月5日夜、セブン‐イレブンの店員から告発が来たとして、ライブ配信で流した。動画は、21年12月23日に撮ったといい、本当なら1か月も前の白滝を扱っていたことになる。

   動画では、賞味期限が12月21日のがんもどき商品も映っていた。撮影日時点で、期限が切れて2日経った計算だ。一方で、つくね商品は、賞味期限が同月23日でギリギリだった。これらの商品は、タッパーに入れられたほか、カウンターに置かれた販売用容器にも移す様子が映っていた。

   告発した店員は、店長の指示でこうした商品を店で売っていたと説明したという。証拠を取って告発しようと、おでんの出し方を教えてもらうとの名目で動画を撮ったと明かしたとしている。

   セブン‐イレブンを運営するセブン&アイ・ホールディングスの広報センターは1月6日、J-CASTニュースの取材に対し、動画にあったのは札幌市内にあるフランチャイズ加盟店「セブン‐イレブン札幌北26条東21丁目店」で、一部賞味期限切れのおでんが動画撮影日に販売されたと答えた。

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