「RIZINは関係なく、自分とシバターさんの間であったこと」
シバターさん側の提案を断らなかった理由としては、試合の成立を最優先に考えたためだとした。シバターさんは台本が受け入れられなかった場合、試合を辞退することを匂わせていた、という。
そのため久保選手は、試合が不成立となった場合、周囲に大きな迷惑をかけてしまうのではないかとの不安が大きかったという。ただ、シバターさんの申し出を受け入れたのは自身の甘さだったとして、反省を口にした。
「自分自身の甘さだったり未熟さだったりとかで、シバターさんの陽動作戦に引っかかってしまった。敗れてしまったのもそれが原因だと自分自身しっかり受け止めております」
また、今回の八百長疑惑はあくまでもシバターさんと久保選手の間で行なわれたやりとりだと強調。自身の今後については、進退を含めて考えたいとしている。
「今回に関してはRIZINは関係なく、自分とシバターさんの間であったことなので、そういった他の選手だったり、興行の方だったりとか、失望させてしまったファンの人たちだったりとか、そういう方たちの気持ちを考えると自分自身、また再びリングに立っていいのかとか立つ資格があるのかとか、それを含めてきちんと気持ちをしっかりと考え直したいと思っています」
動画の最後には、「まずは八百長とはちょっと違った形にはなりますけれど、自分自身が100%の気持ちでリングに上がれたかって言ったらそうではなかったのかなってきちんと反省したりとか、いろいろなことを考えているので、まずは応援してくださっている皆さんにまずは謝りたいということで、本当に申し訳ございませんでした」と、再度深々と頭を下げた。