大リーグ・レッドソックスの澤村拓一投手(33)が2021年12月25日に公開された「パ・リーグTV」公式ユーチューブチャンネルの動画に出演し、今季のプレーを振り返った。
20年9月にトレードで巨人からロッテに移籍した澤村は、21年2月にレッドソックスと2年契約を結びメジャーリーガーとなった。メジャー1年目の今季は55試合に登板して5勝1敗10ホールド、防御率3.06だった。
1年間のメジャー生活は「長かったですしタフでした」
レギュラーシーズンではチームの勝ちパターンの一角としてフル回転し、プレーオフのマウンドにも立った。
澤村は大リーグでの1年間を「長かったですしタフでした」と振り返り、「気疲れは全くしなくて、正直生活だけのことを考えたらアメリカの方が圧倒的に楽なので。英語が飛び交っていてもスペイン語が飛び交っていても全く気にすることはなかったですね」とマイペースを貫いたことを明かした。
また、番組司会者から「日本の選手でメジャーに行っても活躍出来るという選手は今パッと思い浮かびますか?」と質問されると、「1人しか浮かばないです。千賀(滉大投手=ソフトバンク)です。千賀」と返答し、千賀にまつわるエピソードを披露した。
来季期待する選手は「千賀一本です」
澤村は「僕ずっとレッドソックスに...こんなこと言っていいのかな」と困惑のそぶりを見せながら、「レッドソックスに千賀っていうピッチャーいるぞ知ってるかって。冗談半分、千賀いいぞって」と、チーム内で千賀をアピールしていることを明かした。
澤村は千賀の実力を高く評価しており、来シーズン期待するパ・リーグの選手に関しても「来季だけではなくてここ2、3年ずっと言っているが、僕の中では千賀ですね。千賀一本です。どこ行っても千賀です。ずっと言ってます」と絶賛した。
さらに他の投手とのポテンシャルの違いを強調し、「感覚的な部分もそうですし。160キロを超える球もありますし、お化けフォークもそうですがやっぱりポテンシャルですよね。パッと見のポテンシャルが他の選手と違う。常に向上心があって自分を追い求めている選手はこういう風になって当然だなと感じさせる選手」と称賛が止まらなかった。