ルックスだけではない美 少年のアイドル性
2016年から活動している「美 少年」はその名の通り、ハイレベルなビジュアルが注目されてきたグループである。
ステージ上でもキラキラした王道パフォーマンスを見せてくれているが、昨今そのパフォーマンス力もグングン上昇中だ。21年10月2日にジャニーズJr.チャンネルにアップされた「【CHOREOGRAPHY】 '虹の中で' Dance Practice」を見ても、それがわかる。
同曲は、メンバーの浮所飛貴が白石聖とダブル主演を務めた映画『胸が鳴るのは君のせい』の主題歌。王道アイドルソングながらアイドルらしさが感じられるだけでなく、6人のほとんどブレがない、息のあったダンスパフォーマンスに成長ぶりも味わえる。
そんな彼らは、麗しいルックスとワチャワチャしたメンバー同士のやり取りのギャップが話題になってきていた。HiHi Jetsと出演しているバラエティー番組「裸の少年」(テレビ朝日系)でもそのギャップを発揮している。
メンバー全員"いい子"であることがわかる反面、少々"ポンコツ"な部分があるのが愛らしいのだ。例えば、高い歌唱力を持つ岩﨑大昇もキュートな姿からは想像できないほどボケまくっており、毎回スタジオに笑いを生み出している。まだまだ伸びしろたっぷりなのが美少年だ。
その他、バンドもダンスもできる7 MEN 侍、舞台で磨かれたスキルがキラリと光るIMPACTors、爆発する個性を武器に関西ジャニーズJr.を牽引するAぇ! グループ......などまだまだ注目したいジャニーズJr.グループは多い。
2022年も各グループ趣向を凝らして、存在感をアピールしてくれるはずだ。彼らの動きに今年も目が離せない。
(高橋梓)