ワタナベマホト事件「犯罪の証拠があったから、名前を出した」
――世間的には、2021年1月に発覚した元ユーチューバーのワタナベマホトさんによる児童ポルノ法違反事件(※)の方が有名だと思いますが、リスクがあるにも関わらず配信のときになぜマホトさんの名前を出したのですか?普通は事実関係がはっきりしないときなどは、匿名にして名の知れたあるユーチューバーとかにしますよね。
コレコレ: あれは、完全に証拠があったからですね。その場合は、僕はもう名前は出しますね。それが犯罪であれば、出すべきかなと。特に、あの事件で、18歳未満の子が成人男性に性的な画像を送ったり要求されたりするっていうのが犯罪だと知らない人が多かったんですよ。あの事件で知ってくれた人がめっちゃ多いんで。やっててよかったなと思いましたね。ワタナベさん側が訴えようと思えば訴えられるけど、犯罪行為してて、訴えることってあるんですかね。基本的にそんなことあまりないと思うんです。ワタナベさんって、結局捕まったじゃないですか。
(※編集部注:ワタナベマホトさんが元欅坂46の今泉佑唯さんとの結婚を発表した1月21日、コレコレさんのライブ配信で、15歳の女子高生がわいせつな写真を送るようワタナベさんに要求されたと告白し、翌22日に所属事務所UUUMがワタナベさんの契約を解除。ワタナベさんは3月2日、引退を表明し、同17日に児童ポルノ法違反の疑いで警視庁に逮捕された。釈放された後、略式起訴され、東京簡裁が4月26日、罰金50万円の略式命令を出したと報じられている)
―― マホトさんの場合は、15歳の女の子ということだけで犯罪になりますが、女性の側に問題があって有名人がはめられたようなケースもあると思います。そうしたリスクが考えらえる場合には、どうなんでしょうか?
コレコレ:例えば、成人同士だったら、そんなに大々的に取り上げてないと思うんですよ。今回、15歳だったということが一番重要だと思っていて、成人同士だったら、別に犯罪ではないじゃないですか。そこですね、基本は。相手側から情報って来て、それを僕が発信してるんで、発信する側の最低限として、発信した後のことも考えないといけないじゃないですか。なんで、これは発信しても訴えられるリスクがあまりないとか、世間的に公開するメリットがあるとか、いろいろ考えたうえで公開してるんで、ワタナベさんはそれに該当しただけということです。
―― コレコレさんは、恨まれて刺されそうになったとか、訴訟を起こされたとか、今までそんな経験をしたことはありますか。怖いと思ったことはありませんか?有名になってやっかむ人もいると思いますが、その代償などは考えたりしないのですか?
コレコレ: 基本的に、刺されることはないですね。内容証明ぐらいは、いっぱい来たりしたんですけど。今まで、大したことにはそんななっていないですから。有名になった代償などは、僕はあまり気にしません。そうなったときに、そのときに考えます。