天皇陛下「痛みを分かち合い、支え合って」 新年ビデオメッセージ、半分以上かけコロナ禍言及

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オリパラは「選手や関係者の努力により多くの人々に勇気と希望」

   コロナ禍以外に、21年で発生から10年を迎えた東日本大震災と、21年に起きた台風や大雨の災害にも触れた。東日本大震災については、

「多くの方々が困難な状況の中で、今なお苦労を重ねておられることを案じています」

とし、21年に起きた災害には、

「多くの方が被害に遭われ、亡くなられたことに胸が痛みます。これからも被災地の方々に心を寄せていきたいと思います」

と話した。

   感染症と災害以外には、開催の是非をめぐり世論が割れた東京五輪・パラリンピックについて言及。「選手や関係者の努力により、多くの人々に勇気と希望を与えるものとなったことと思います」とした。

   ビデオメッセージには皇后雅子さまも同席。天皇陛下に続く形で、次のように話した。

「昨年も、多くの方にとってご苦労の多い年だったのではないかと思います。また、年の暮れからの寒波で大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか。どうぞ皆様、くれぐれもお体を大切にお過ごしいただきますように。今年が皆様にとって少しでも穏やかで実り豊かな年となりますよう、心からお祈りしております」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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