元グラビアアイドルで大阪市会議員の佐々木りえ氏が2021年12月27日、養子縁組で女児を家族として迎えたことをブログやインスタグラムで報告した。
「Rちゃん、あなたにはお母さんが2人いてラッキーね!が合言葉」
佐々木氏はブログなどに、夫でボートレーサーの中野次郎さん、14年に出産した6歳の娘、新たに養子として迎えた女児との4ショット写真を投稿し、養子縁組をしたことを伝えた。
中野さんは紺のスーツに青いネクタイ、佐々木氏は紺の着物、2人の娘はお揃いの白地に赤い花柄の着物姿だ。娘たちは着物や帯、草履などをおそろいにしているが、結い上げた髪の飾りの色はオレンジと赤で色違いになっている。
佐々木氏は、冒頭で「予てお預かりさせて頂いているRちゃんが、この春より正式に養子縁組の運びとなりました」と家族が増えたことを報告した。
「行政からは少し早いのではとご助言も頂く一方、主人はここがラストチャンスだと。主人曰く、父親としての立場とはいえ、これまでのようにお泊まり保育的な時々の来訪では、異性ということもあり、実娘と同等に接することは難しくなってくるのではないかと」
として、新たに娘として迎えた「Rちゃん」を第一に、夫婦で話し合い養子縁組を決めたとした。
養子縁組に伴い、Rちゃんと実娘は同じ学校に転校したとも明かした。学校長も養子と暮らしており、理解がある学校だという。また、佐々木氏とRちゃんの実母は交流があり、娘についての相談をすることもあるとした。
「Rちゃんの実母とも折に触れ連絡を取り、相談も欠かしません。Rちゃん、あなたにはお母さんが2人いてラッキーね!が合言葉です」
「子育てを出来ないことは必ずしも罪ではない」
佐々木氏は「日本でも、もっと養子縁組制度が身近な制度として受け入れられ、不妊治療の第2の選択肢ないしは代替策となるよう、引き続き取り組んで行きたいと思っています」との決意をつづっている。養子縁組にまつわる情報は隠さず、オープンにする意向だという。
「そして基本、養子のことはフルオープン=隠さない。学校の先生たちとも話をさせて頂き、そう決めました。家族には、色々な形がある。一つだけの正解なんてない」
里親としてRちゃんを迎え、Rちゃんの実母とも交流のある佐々木氏は、里親という立場になって気づいたことがあるとした。
「里親になって初めて気付いたことがあります。それは子育てを出来ないことは必ずしも罪ではないこと。むしろ誰でもSOSが出せる世の中にしなければならない」
佐々木氏自身が育児を通して周囲の人々に助けられた経験から、「極端な話、出来る人が子育てをしたらいいのです」と感じるようになったという。
「私の子育てもきっと育児本からは程遠いけれど、住之江のお母ちゃんはじめ、沢山の方にお手伝いもして貰ってここまで来ました。実娘も間もなく7歳です。皆さまのお陰です。私がラッキーだったというだけでなく、すべてのお父さんお母さんのそばに手助けできる仕組みを作りたい」
家族が増えた2021年について、佐々木氏だけでなくボートレーサーとして活躍する夫の中野さんの成績も良かったことなどから、家族全員にとって良い変化だったと結んだ。
「最後に、家族がもう1人増え、主人にとってはRちゃんという勝利の女神も1人増え、成績も過去最高とまでは言えませんが我が家にとっては素晴らしい1年となりました」
コメント欄には、佐々木氏の新たな門出を祝うメッセージが相次いだ。
「2人の考え、りえさんの考えめちゃくちゃ素敵ですね。陰ながらこれからも応援してます」
「新しい家族の門出をお祝い致します」
「特別養子縁組も里親制度ももっと身近になって欲しいですね」