「Qoo10を信用しすぎたと反省」
J-CASTニュースが取材を進めると、偽物の被害に遭ったという利用者は少なくなかった。
40代の女性は、11月下旬に「メガ割」でまつ毛美容液「エマーキット」を買った。発送は中国からだった。「国内メーカーの商品なのになぜ」と疑問に思い、メーカーに問い合わせたところ、偽物と判明した。
出品者に連絡したものの返事はなく、商品ページは消えていた。Qoo10のサポートに報告して返金を受けた。
Qoo10のウェブサイトでは、「セラー(売り手)は、法人・個人を問わず、国内外から、自由に商品を出品できます」と書かれている。
30代女性は、フェイスパウダー「エレガンス/ラ プードル オートニュアンス」の偽物とみられる商品が届いた。
11月中旬に所在地が香港の店から注文すると、発送元はなぜか大阪だった。正規品と比べて(1)ケースのロゴ装飾が荒い(2)開け閉めがしにくい(3)パフのロゴが違う(4)色味が違う。香りがしない――といった違いに気づいた。
女性は「あまりにもQoo10を信用しすぎたと反省しております。少しでも被害が減ってくれることを願います」と訴える。