A380だと「(作業位置が)上に上昇するし、作業範囲が増えるところが一番大変」
作業を担当した羽田空港グランドサービスの佐藤皇太さん(27)は、その苦労を「A380だけ2階建てなので、その分(作業位置が)上に上昇するし、作業範囲が増えるところが一番大変」と語った。A380の作業で気をつけていることのひとつが、「車両の止め位置」だ。A380は全長72.7メートル、全幅79.8メートル、全高24.1メートルに及ぶ。4台の高所作業車を駆使し、最大で6メートルほどの棒を使って機体を洗ったが、それでも1台の作業車から作業できる範囲は限られている。「決まっているところに止めないと作業が難しくなってしまう」といい、車両の位置が作業効率を上げるコツのようだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)