2021年12月26日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「青天を衝け」で、俳優の大島優子さん(33)が披露した「老けメイク」が話題になっている。
ドラマ終盤、91歳となり病床に伏す渋沢栄一(吉沢亮さん=27)を看取るべく集まった一族。栄一がいよいよ最期の時を迎えようとする中、別室に控えていた栄一の妻で79歳の兼子を演じる大島さんが登場したが、その風貌が実にリアルだったのだ。
「本気の老けメイクに感動した」
最期の瞬間が近づく中、栄一は「俺は、まだ生きているかい?」と兼子に問いかける。「生きてますとも」と返す兼子の顔全体にはメイクによる無数のシミが見受けられ、栄一と共に歩んだ時間の長さを感じさせる。
すると、栄一は「死んだら教えてくれ」と冗談を飛ばすなど、その心持ちは穏やかな様子。これに対し、大島さんは「何をおっしゃってるんですか」とツッコむが、その目尻にはおびただしい数のシワが。また、兼子が言葉を発するたびに、その喉仏のあたりのシワはその影がより深くなるなど、年を重ねた兼子のリアルな表情がそこにあった。
このシーンに対し、ツイッター上では上記のものの他にも「大島優子、首までシワシワだ。素晴らしい老けメイク。リアルだ!」といった声が上がるなど、その見事さに驚く声が続々。また、「優子がお婆ちゃんになったらあんな感じなのかな?」と、大島さんの将来の姿が見えたとする声も上がっている。
また、これより前の、栄一が自宅からラジオ放送に出演するシーンでも、その姿を見守る兼子を演じる大島さんは老けメイク姿で登場。緊張した面持ちで放送に聞き入る姿を演じたが、その緊張感を表現する表情に対しては「久しぶりに本気の老けメイクに感動したし、それが自然に見える演技にも感動した」といった声が上がったのだった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)