アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会は2021年12月27日、龍宮寺堅役の声優を交代すると発表した。龍宮寺堅はこれまで声優の鈴木達央さんが演じていた。
「事務所、委員会双方協議の上、役を交代」
アニメ「東京リベンジャーズ」は、講談社「週刊少年マガジン」で連載中のマンガ「東京卍リベンジャーズ」を原作としている。悪党連合「東京卍會(まんじかい)」の抗争に巻き込まれ亡くなってしまうヒロインを救うために、タイムリープで過去に立ち向かう物語だ。21年4月から9月の間放送され、続編「聖夜決戦編」の放送も予定されている。
龍宮寺堅は、「東京卍會」の副総長で、ドラケンと呼ばれている。作中では総長の佐野万次郎(通称マイキー)と行動を共にしており、主要キャラクターの一人だ。
鈴木さんが声を演じてきたが、製作委員会から降板が発表された。
「龍宮寺 堅役を演じてこられた鈴木達央さんですが、事務所、委員会双方協議の上、役を交代となりますことをお知らせいたします。
聖夜決戦編の制作をキャスト・スタッフ一丸となって進めて参ります」
公式サイトのキャラクタープロフィールからは、声優の紹介が消えた。新たな声優はまだ発表されていない。
前担当の鈴木さんをめぐっては、7月に「文春オンライン」で不倫が報じられていた。所属事務所である「アイムエンタープライズ」は8月に公式サイトで謝罪文を発表している。
龍宮寺堅役が交代になったことを受けて、ファンからはツイッターに「変わらないで続けて欲しかったです」「ドラケン役は鈴木達央さんしかいないと思ってた」と落胆する声から、「東京リベンジャーズのファンとして決定を受け止めます」と理解を示す声まで、様々な感想が寄せられた。さらには「ドラケンファンとしては複雑」などと心境を漏らすアカウントもあった。
【龍宮寺 堅役に関してのお知らせ】
— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式@聖夜決戦編、制作決定 (@anime_toman) December 27, 2021
龍宮寺 堅役を演じてこられた鈴木達央さんですが、
事務所、委員会双方協議の上、役を交代となりますことをお知らせいたします。
聖夜決戦編の制作をキャスト・スタッフ一丸となって進めて参ります。https://t.co/b9qrXU2B3T pic.twitter.com/s21CLasp1Y