漫画になった「誰かの日常」に集まる共感
Twitterでは毎日のようにたくさんの漫画がツイートされており、人気を博した作品は数え切れません。なかでも日常を描いたものは多くのユーザーの共感を呼びます。
2021年は食事への価値観が異なる夫婦のすれ違いをテーマにした「妻の飯がマズくて離婚したい」が、ユーザーの感想も含めて大きな話題に。ブラック企業勤めのエンジニアが退職するまでを、あるある満載で描いた「100日後に退職する47歳」も注目を集めました。
上記の2作品は注目されてからも連載が続き、話題が長続きしたことも大きなポイントだったと考えられます。次回の展開を予想して、公開時にほかのユーザーの反応を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。見知らぬ人の日常も、漫画になると感情を揺さぶられて感想を言いたくなるのかもしれません。
<「妻の飯がマズくて離婚したい」に対するみんなの感想まとめ - Togetter>
<【完結】漫画『100日後に退職する47歳』まとめ - Togetter>
こうして2021年にTwitterで話題になったものを振り返ってみると、共通点や傾向として次の3つが挙げられます。
・身近で、共感したり自分の意見が言いやすかったりするテーマ
・シェアしたくなるような発見がある話題
・対立や議論で終わらず、問題解決まで踏み込んでいる
共感や発見があるとシェアが増えてバズにつながるのは、誰もが気軽に発信できるTwitterならではの特徴と言えますね。
オリンピックなど世界的規模のトピックスもありましたが、Twitterでは外出自粛や巣ごもりの影響で、1年を通して生活に密着した話題に関心が集まっていました。来年はどんな話題が注目を集めるのか楽しみです。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。2022年もよろしくお願いいたします!