マック以外でも「ポテトショック」直撃 「メニュー開発に活かせる」商機見出す店も

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パンケーキブームの「火付け役」もメニュー変更

   「ポテトショック」を受け、メニューの変更に踏み切るチェーンもある。

「弊社、Eggs 'n Thingsでも1月にいったん既存ポテトをストップせざるを得ない。しかし、この機会に新メニューの提供を開始します」

   21年12月21日、こうツイートしたのは、全国27店舗を展開するハワイアンレストラン「Eggs 'n Things」を運営する、EGGS 'N THINGS JAPAN(東京都港区)の松田公太社長。Eggs 'n Thingsは、数年前の「パンケーキブーム」の火付け役になったことで知られる。

   Eggs 'n Thingsでは「オムレツ」や「エッグスベネディクト」といったメニューの付け合わせで、ゴロゴロとした形が特徴の「グリルポテト」を提供してきた。23日、同社の広報担当者に取材すると、12月25日頃から一部店舗を除き、メニュー付け合わせのポテトを同社オリジナルのホイップクリームを加えた「マッシュポテト」と、味や食感・形状を変えた新たな「グリルポテト」との選択制に、順次変更していくとした。

   選択制への変更は1月末頃までを予定するが、利用者の反応や輸入状況を見て延長も検討する。担当者はメニュー変更について「今回の物流網混乱の影響がきっかけの一つではありましたが、新しい形のポテトを提供することで今後の新メニュー開発に活かせると考えております」と前向きな姿勢を示した。

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