「有馬記念」はどんなレース?
有馬記念は、毎年年末に開催され競馬の1年を締めくくるレースの一つとして知られている。ファン投票によって出走馬が決まることもあり、その年に活躍した馬が集まるオールスター戦のようなレースとなる。
レースの前には、出走するゲートの順番「枠順」を決める抽選の様子の中継もあり、日本中央競馬会は「お祭りのように楽しんでいただきたい」と述べる。今年の見どころについては、こう述べる。
「連覇を狙う昨年の覇者クロノジェネシスが引退レースとして参戦し、3歳クラシック競走の菊花賞を制したタイトルホルダーと、3歳馬ながらも古馬最高峰の天皇賞(秋)を制したエフフォーリアも出走を予定しているなど、レースとしての見どころがたっぷりです」
マツケンアリマ66には、非常に多くのアクセスがあり「SNS上の盛り上がりは過去最高だった」という。サイトで実施したアンケートによれば、コンテンツによって結果は異なるものの、おおむね7割のユーザーが競馬への経験が浅い人や経験がない人だった。
こうした反響を受けて、日本中央競馬会は関係者に感謝した。
「多くの方々にお楽しみいただけたのは、SNS上でMVや『健さんとおうちでアリマ』の 体験を投稿していただいたユーザーの皆様、また、健さんの魅力をうまく表現してくれた制作の方々、そして何より我々のわがままに応えていただいた松平健さんの協力があっての結果だと思ってます」
またこの1年、コロナ禍でありながら競馬に大きな注目が集まったことについてはこう振り返る。
「コロナの影響もあり、競馬の楽しみ方にも様々なご不便をおかけしてしまった一年でしたので、インターネットやスマホゲームなどデジタルのコンテンツを通じて、いろいろな形で新たに競馬に興味を持っていただけたのは非常にありがたく思っております」
一方で、現地でレース観戦するのが難しい状況も続いている。日本中央競馬会は「少しでも早く多くのお客様に現地で楽しんでいただけるように引き続き取り組んでいきたい」という。
ウェブで楽しめるコンテンツにも力を入れる。12月下旬には、日本中央競馬会のエンタメコンテンツをまとめたサイト「JRA FUN」を公開する予定だ。日本中央競馬会は「マツケンアリマ66にも負けないコンテンツを展開していきますのでぜひお楽しみいただけたら幸いです」と意気込んだ。