2021年12月20日放送のドラマ「アバランチ」(フジテレビ系)最終話で、俳優の木村佳乃さんが見せた「恐怖の笑顔」が、視聴者から絶賛を集めている。
仲間に出頭を要求する山守
俳優の綾野剛さん演じる羽生は、警察が裁かない悪を裁く謎のアウトロー軍団「アバランチ」に所属している元公安部警察官。室長・山守役に木村さん、部下の警察官役に福士蒼汰さんが出演し、羽生をはじめさまざまな経歴を持つ個性的なメンバーによるダークな活躍を描く。
(※以下、ネタバレあり)
木村さん演じる山守は、アバランチの室長で、3年前の偽装爆破テロで婚約者・藤田(駿河太郎さん)を亡くしている。自分の出世のためにテロ事件を企てた内閣官房副長官の大山(渡部篤郎さん)に恨みをもっており、打倒大山に向けアバランチメンバーとともに活動している。
大山にすべて手の内がバレたアバランチメンバーは全国指名手配犯となる。そこで山守は、メンバーを出頭させる代わりに、彼らの命だけは助けてあげてほしいと懇願。大山は、寝返った山守を信じ、願いを聞き入れる。
一方、山守の部下・西城(福士さん)は、週刊誌記者の遠山(田島亮さん)と共に調べ上げた証拠を使い、警察官として不正に関わった父を告発しようと奔走する。
「すっごい怖い笑顔だった...」
出頭当日、羽生は国民の目をアバランチに向けさせようと、総理大臣の前で騒ぎを起こす。同時刻、西城の父が不正を明らかにする記者会見を開始。遠山は「来ましたね、タイミングが」とあらかじめ書いていた大山に関する告発記事を用意し、
「この件に合わせて、アバランチの真実を世に出しましょう」
とアバランチが正義の味方である証拠動画を掲載する。
すると、世間から「テロリスト」扱いされていたアバランチが、「正義の味方」というように手の平返しをされ、一気に擁護ムードに。インターネット上では「#ありがとう∀(アバランチを示すマーク)」というハッシュタグが拡散され、山守は「ここからが、雪崩の始まりですから」と張り付いたような笑顔を大山に向けるのだった。
アバランチの反撃開始を物語る、木村さん演じる山守の笑みに対し、視聴者からは
「木村佳乃の反撃返しの合図の笑みが不気味でたまらなかった」
「木村佳乃さんの笑顔の演技のバリエーションに驚愕... 素晴らしい女優さんであることに今更ながら気付けたドラマだった」
「アバランチよかったぁ 木村佳乃のニヒルな笑顔がさいっこうにかっこよかった」
「今の木村佳乃さんの笑顔こっわ......綺麗な方なのにすっごい怖い笑顔だった...」
「山守さんの微笑みが鳥肌立つほど怖かったな」
などと反響があがっている。