北海道日本ハムファイターズの「ビッグボス」こと新庄剛志監督が2021年12月21日、東京都内で行われた仮想通貨交換所「BITPOINT(ビットポイント)」のアンバサダー就任会見に登場した。
新庄監督はアンバサダー就任契約金の一部として暗号資産(仮想通貨)を受けとったものの「ビットポイント、さっぱり分からない」「ぽかーん、ですよね」とぶっちゃけた。
「なぜ起用してくれたんですか?」
新庄監督はBITPOINTのコーポレートカラーにちなんだ、ブルーとゴールドのはかま姿で登場。背中には日本ハムでの背番号「1」が刻まれ、「これはね、来年のファイターズのユニフォームなんで」と冗談を飛ばした。
新庄監督は「僕ね、BITPOINT、さっぱり分からないんで、あとで教えてください」としつつ、ビットポイントジャパン(東京都港区)の小田玄紀社長から、特大の名刺と暗号資産の「Jasmy」で支払われる契約金の一部を受け取った。
トークセッションでは「本当に感無量」と新庄監督のアンバサダー就任を喜ぶ小田社長に対し、新庄監督は「ちょっと気になったんですけど、全くBITPOINTの意味を分かっていない僕を、なぜ起用してくれたんですか?」と質問する場面も。
「流行ったら、僕のおかげでしょ?」
MCから起用オファーが来た際の心境について聞かれると「ぽかーん、ですよね。BITPOINTってなんなんだろう、ってマネージャーに説明を聞いたんですけど、ぽかーん、ですよね」としつつ、「でもなんか知らないけど、ちょっとわくわくというか。なんだろう、って」と興味を持った経緯を話した。
その後、小田社長が暗号資産を野球に例えて説明しようとすると、「いやいやいや、(小田代表は)野球のこと全く知らないからね! 12球団あることすら知らないから」と笑顔でツッコミ。さらに「アウトって何個あるって聞いたら、『さんアウト』って。打ったら(一塁か三塁か)どっちに走るかもわからない」と、小田社長の野球知識を暴露した。
新庄監督は小田社長とのトークを通じて暗号資産について勉強。「僕が最初にやって、いいなと思ったら選手たちにも紹介できますよね」と周囲に広める意欲を示した。小田社長から「ちゃんとご自身で『こんなリスクもある』ということをおさえてから、紹介いただいた方がいい」とアドバイスを受けると、「楽しみですね。流行らせたいっていうことがものすごく楽しみ。流行ったら、僕のおかげでしょ?」と笑顔を見せた。