中国選手が日本人ボクサーに「反則連発」投げ技も 世界王者怒り「事故が起きても不思議じゃない」

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現役世界王者「事故が起きても不思議じゃないぞ」

   木村は17年7月に中国でゾウ・シミン(中国)の持つWBOフライ級王座に挑戦し、11回TKOでベルトを奪取した。08年北京五輪、12年ロンドン五輪の金メダリストで国民的英雄のゾウを破ったことで中国での木村の知名度は飛躍的に上がり、日本人アスリートとして卓球の福原愛さんに次いで有名だとされる。それだけに今回の試合は中国で大きな注目を集めていた。

   頭からキャンバスに叩きつけられ大事故につながりかねないラフファイトは日本のボクシングファンの間でも話題となり、現役の世界王者から怒りの声が上がった。

   WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(28)は、19日にツイッターを更新。試合の動画を添付し「木村翔さんの中国でのエキシビションマッチの映像見たけどなにこれ。足掛けて倒すのはまだ1万歩譲っていいとして、最後の抱え込んでマットに叩き落としたやつなんなの。事故が起きても不思議じゃないぞ」とのコメントを投稿した。

   その一方で、再三にわたって反則技を受けた木村は「大人の対応」に終始した。

   20日にツイッターを更新し、「中国でのエキシビジョンご心配おかけしました。幸い怪我もなく、身体に異常はありません。ただ世界中どんな国でも悪い人もいれば、いい人もいる。誠実な人もいれば、ずるい人もいる。この件で中国人を嫌いにならないで欲しい」とメッセージを送った。

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