人気YouTuberのはじめしゃちょーさんが2021年12月18日に公開した動画で、目前に控えたチャンネル登録者数1000万人達成を機に引退しようと考えていたことを告白した。
ファンの間で引退説が囁かれていた
年内でのチャンネル登録者数1000万人突破を目標に掲げているはじめしゃちょーさんは、このほど公開した動画で、最近ファンの間で噂されている「はじめしゃちょー、1000万人いったら辞める説」について言及。そのうえで「すごいね。よく察せたね」と言い、「正直に言いますよ? 1000万人いったらやめようとも思ってました」と暴露した。
「ちょっと前までは『もういいんじゃないか』と。『俺、これいつまでやるんだろう』と正直思っちゃってた時があって」「今、28歳でしょ? もうすぐ30歳になるし...」と吐露するはじめしゃちょーさん。
不祥事などでドロップアウトするYouTuberを間近で見てきた経験から「YouTuberで綺麗に卒業した人はいない」と悟り、「かっこよく終わりたいみたいな気持ちも出てきて。だったら、ピシャーンって(1000万人に)いった時に『やめます!』って卒業するのが、ひょっとしたら1番かっこいいのかなとか思ったりしたんですよ、ちょっと前までは」と明かした。
「1000万人いった後の夢とか目標がない」
引退の考えを改めた理由として、はじめさんは「(YouTubeが)楽しいんで別にやめる理由がないと思った」と説明し、さらに「1000万人いった後の夢とか目標がないんですよ」とも。「俺の目標はテレビ進出でもないし、芸能人になりたいわけでもない」と前置きしつつ、「俺のやりたいことはここ9年YouTubeやってきて変わらず、自分のしたいことを動画にしてみんなに見てもらいたい。もうそこしかないんですよ」と語った。
さらに、はじめさんは、「卒業できないもう一つの理由」として、自身が運営するYouTuberユニットやマネージャーなど「色んな人を抱えていること」を挙げ、「(自身が引退することで)色々な人が苦しい思いをするのかなっていうのもあって」と述べた。そして、「自分の気持ちとか将来とか周りのこととか、色んなことをひっくるめると1000万人いっても僕はとりあえずやめないです。なんなら早くこの数字のレースから脱却したい」と話していた。