2021年12月19日に放送された「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)は、長谷川雅紀さん(50)と渡辺隆さん(43)の「錦鯉」が優勝を飾った。
その表彰式で泣きながら優勝を喜ぶ2人の姿に、審査員が「もらい泣き」をしたシーンが視聴者の間で話題となっている。一部の審査員が、ボロボロと大粒の涙を流して、錦鯉の快挙を祝福したのだ。
錦鯉の優勝は、なぜここまで審査員の心を打ったのか。ライターでお笑い研究家の鈴木旭氏に聞いた。
「雅紀さんとコンビ組めて良かった」
優勝が決定した瞬間、長谷川雅紀さん(50)と渡辺隆さん(43)はお互いの肩を抱えながら熱い抱擁を交わすと、紙吹雪の中、長谷川さんは深々とお辞儀。また、渡辺さんはガッツポーズを決めた。
表彰では長谷川雅紀さん(50)が「あきらめないでやってきて良かったと思います」と感謝の言葉を述べつつ感激の涙を流したほか、渡辺隆さん(43)は「雅紀さんとコンビ組めて良かったです!」と優勝の喜びを語った。
その最中、審査員を務めていた「サンドウィッチマン」の富澤たけしさん(47)と「ナイツ」の塙宣之さん(43)が2人の姿にもらい泣き。
講評では「賞金で(欠けている)歯入れてください」(富澤さん)「モグライダーが(敗退して)残念で泣いてます」(塙さん)とボケた2人だったが、それも感涙しながらのコメントだった。
この様子に対しては、視聴者からは「審査員がもらい泣きするM1グランプリ。。錦鯉、おめでとう!」といった声が上がるなど、審査員の心をこれでもかと打った錦鯉に対する絶賛がネット上に広がった。