中村俊輔、W杯落選で「韓国逃亡」 「試合は見れないから...」19年前の真実明かす

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トルシエ監督が中村に求めていたことは...

    さらに「選ばれない理由もだいたい分かっていたし。その前から。だからしょうがないなと。だけどいろんなことにトライしていろんな経験もしたし。あと自分で把握してから足りないところを。トルシエが望んでいるであろうことを自分が出来ていなかった。足りないのも分かってから。全部整理出来てたから」と納得しての落選だったことを明かした。

    鈴木氏から「トルシエが求めていたことは何だったのですか?」と質問された中村は「フィジカル的なとこ」と即答し、「日本代表は強い国に当たる時に2010年(南アフリカW杯)の時もそうだったけどやっぱり最後戦える選手。岡田(武史)さんがよく言う。そこの部分だったと思う。そういう部分でやっぱり足りなかった」と振り返った。

    代表落選について「全く悔いはない」と語った中村だが、心境は複雑だったようで本大会の日本代表戦は観戦しなかったという。「(試合は)見れない。見れないから韓国に逃亡しました。ずっとフランス代表を追いかけていた。(ジネディーヌ)ジダンを見たくて」と語った。

    02年日韓大会後にイタリア・セリエAのレッジーナに移籍し、その後日本代表に復帰して06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会に連続出場。06年ドイツ大会初戦のオーストラリア戦ではW杯初ゴールを決めている。43歳の中村は現在、横浜FCでプレーしている。

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