漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」決勝が2021年12月19日に開催され、お笑いコンビ「錦鯉」が優勝に輝いた。
審査員を務めた落語家・立川志らくさんは、ツイッターで大会を振り返り、最終開票時に涙した錦鯉の2人に「ただのお馬鹿ネタかと思いきやあのシュールな落ち。痺れた。おじさんの涙美しい」と賛辞を送っている。
「ランジャタイはイリュージョン」
志らくさんは大会終了直後のツイッターで「M1、錦鯉おめでとう」と祝福した。自身の審査について、
「私は一回戦は好みで点数を入れさせてもらってる。だからランジャタイはイリュージョン。限りなく100点に近い96点。で決勝は彼らの人生がかかっているから好みではなく1番受けた漫才を選ぶ」
と説明。志らくさんは決勝1回戦で「ランジャタイ」「オズワルド」「もも」の3組に最高得点の96点をつけていた。続けて、
「錦鯉はただのお馬鹿ネタかと思いきやあのシュールな落ち。痺れた。おじさんの涙美しい」
と評している。
錦鯉に賛辞を送る志らくさんの投稿を受けて、ツイッターでは、
「審査員本当にお疲れ様でした」
「錦鯉の涙に50年間の人生観たような気がしました」
「本当に、今回のおじさんの涙は美しかったですね」
といった反応が寄せられている。
また志らくさんは翌20日にも、ランジャタイのネタに再び言及したうえで、
「ランジャタイ、ジャルジャル、トムブラウン、金属バッド、ザコシ&コウメ太夫らでIR GP、つまりイリュージョングランプリを開催したら面白い。ぶっ飛んだ、時代を先に見た漫才、コントの大会。落語家で入れる若手はいないな」
と構想を膨らませ、「私が若ければ絶対に出場した」と意気込みをみせていた。