ビッグサイトだけじゃない?再開発で需要増える有明
12月20日より運行予定のジェイアールバス関東のこの路線は、早速12月30~31日に東京ビッグサイトで開催の大規模イベント「コミックマーケット99」参加者の足となりそうだが、もちろん開設の効果はそれだけではない。
現在、有明エリアは各所で再開発が進行中。りんかい線国際展示場駅北東には大型商業施設「住友不動産ショッピングシティ有明ガーデン」が20年6月に開業し、周辺にはイベントホール「東京ガーデンシアター」「有明四季劇場」も開場している。
臨海副都心エリアはりんかい線東京テレポート駅・ゆりかもめ台場駅・青海駅周辺の台場エリアの開発が先行していた。有明地区はりんかい線と首都高速湾岸線を境に有明北区域と有明南区域に分けられるが、目立った集客施設のなかった有明北区域も開発が進み、タワーマンションが増えている。ところが、前出のように都心から乗り換え不要の公共交通は都営バスの2系統に限られていた。
高速バス車両を使ったジェイアールバス関東の参入が、急成長中の有明エリアのアクセス改善に貢献するのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)