「何もプロレスで派手な技を出してくれ、ということじゃないと思いますね」
さらに泉氏は「立憲民主党としては非常に成果のある臨時国会だと思っている」とも。プロレスを例に挙げながら、派手な見た目にはこだわらない考えだ。
「まあホントにその、迫力不足だの何だのっていうのは『何を求めてるんですか?』って話ですね。そんな、あの...、プロレスじゃないですから。真剣勝負ですから。何もプロレスで派手な技を出してくれ、ということじゃないと思いますね」
記者の質問にあったように、党内から「提案型」への批判があるのは事実だ。例えば小沢一郎衆院議員は12月16日(17日付)の日刊ゲンダイのインタビューで、立憲に対して「批判ばかり」「反対ばかり」という指摘があることへの見解を問われて、次のように主張している。
「メディアの言うことに、いちいちビクビクしてちゃダメなんだ。競争第一の自民党の政権と、『すべての国民のために』という我々の理念は絶対に相いれないんだから。是々非々だなんて言う連中がいるけど、良いことに賛成するのは当然で、あえて方針に出す必要なんてない。党の方針としては、我々の理念はこうだから、これに基づいて国会ではきちんと対応します、と言えばいいだけ。まずは何を基本の理念・哲学にして、何を提案するかが大事で、『提案型の政党になりましょう』なんて、言葉だけが上滑っている」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)