「何かあるたびにあの空振りを...」 松坂大輔に「怒りのクレーム」ぶつけた球界OB

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   今季限りで現役を引退した元西武の松坂大輔さんは、2021年12月12日放送のスポーツバラエティ番組「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)に出演し、デビュー戦で空振り三振を奪った中日・片岡篤史二軍監督と対面した。

   片岡氏の三振シーンは、松坂さんの鮮烈なデビューを振り返る映像として、何度も放送されてきた。片岡氏は本人を前に「どんだけこすんねん」「肖像権どうなってんねん」と胸の内を明かした。

  • 松坂大輔さん(写真:アフロスポーツ)
    松坂大輔さん(写真:アフロスポーツ)
  • 松坂大輔さん(写真:アフロスポーツ)

「今日もこうしてね、この場にいられるのも...」

   この日の番組は「平成の怪物・松坂大輔・引退お疲れさまSP!!」と題し、現役を引退した松坂さんがスタジオに登場。かつての同僚やライバルの談話から、22年のプロ生活で残した足跡を振り返った。

   そうした中、松坂氏にぶつけたい「怒りのクレーム」があるとして、元日本ハムの片岡氏が登場する。怒りの内容は「どんだけこすんねん」(編注:「こする」は同じものを何度も使うという業界用語)。松坂さんのデビュー戦となった99年4月7日の日本ハム戦の初回、片岡氏は松坂さんが投じた155kmのストレートに、体勢を崩しながら三振した。

   このシーンは松坂さんの鮮烈なデビューを象徴する映像として、テレビで何度も取り上げられてきた。「僕のせいじゃない」と笑う松坂さんに、片岡氏は「何かあるたびにあの空振りを使うとは...許せませんよ!」と思いをぶつけ、スタジオは笑いに包まれた。

   番組MCのダウンタウン・浜田雅功さんが「何回もこすられているのは仕方ないと思うんですよ」と指摘すると、片岡氏は「あれだけこする場合は一報ほしいんですよ」「肖像権どうなってんねん」とテレビ局に要求した。

   片岡氏はその後も、松坂さんとの対戦秘話を軽妙な語り口で披露し、スタジオを盛り上げた。浜田さんから「あれだけあのシーンをこすられると、それはそれで美味しかった?」と聞かれると、片岡氏は「今日もこうしてね、この場にいられるのも、あそこであのボールを三振したおかげですよね」と思いを吐露した。

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