「スポンサーにも、等しく座席の移動をお願いした」
ダブルブッキング後の処置について、新潟プロバスケットボールの広報担当者は、次のように説明した。
「スポンサー社長にも、もう1人のお客様にも、等しく座席を移動してもらうことをお願いしました。お客様に前列の2階席に移動することを了承してもらったため、社長には希望通り一番上段の1階席になったと伝えました。スポンサーだから優先したということは、全然ありません」
しかし、ツイッターで騒ぎになった後、社長から一番上段のSB席を前出の後援会会員に譲ると申し出があったという。そして、事務局が12月10日に会員に連絡して、希望通りの席も選べることを伝えたとしている。
「今回は、ダブルブッキングの不手際があって、お客様には迷惑をかけて大変申し訳なく思っています」と会員側に謝罪の意を示した。
この会員の家族は同日、「最初の説明が不十分すぎて、誤解を招いた」と取材に答え、「これ以上こんなトラブルが起きないようにして欲しい」と注文を付けた。トラブルに巻き込まれた会員は、もう忘れて楽しく観戦したいため、2階席に移動したままでいいとも漏らしているという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)