「勝っても負けても判定はない」 井上尚弥「12・14防衛戦」、関係者が明かす敵陣のただならぬ覚悟

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「3ラウンドまでに終わる気がします」

   金平会長はディパエンの印象について「ストレートが強い。打たれている映像を見たことがないので打たれ強さに関しては分からないが、一発のある選手」と語り、「負けてももともとで人生に一回しかないチャンスというつもりで来ている。そこに怖さを感じます。陣営は『勝っても負けても判定はない』とKO決着を明言していました」と指摘した。

   また、ディパエン陣営は中盤の6ラウンドあたりに大きなヤマを迎えると予想しているという。

   今回の試合は動画配信サービス「ひかりTV」とインターネットテレビ「ABEMA」によるペイ・パー・ビュー(番組課金)でのライブ配信が決まっており、地上波での生中継は予定していない。

   金平会長は「ペイ・パー・ビューで行われるので井上選手は肩に力が入らなければいいですが。良い試合をしなければならないと思い力が入ると、それがリスクにつながる可能性がありますから。あっさり勝って当たり前という中で試合をするのはなかなか難しい」との見解を示しつつ、「3ラウンドまでに終わる気がします」と井上の圧勝を予想した。

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