絶版本企画への批判に「いつまでもネチネチ叩くな」 SF作家「逆ギレnote」に波紋も...版元苦言で結局謝罪

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早川書房「弊社の見解とは異なる」

   早川書房は翌7日、「SFマガジン『幻の絶版本』特集の中止について」というお知らせを公式サイトで公開。樋口さんの見解は社の見解と異なると訴えた。

「12月7日朝、樋口氏が、弊社の見解とは異なる内容のnoteを、こちらへの事前通告なく公開しました。すぐに塩澤から、特定の方々への加害になりかねない内容の不適当さを指摘した上で、いったん取り下げられないか申し入れましたが、樋口氏には聞き入れられず現在に至っております」

   樋口さんは早川書房の実施する「第5回ハヤカワSFコンテスト」を長篇「構造素子」で受賞してデビューした作家であり、同社の社員ではない。文中の「塩澤」はSFマガジン前編集長の塩澤快浩氏で、樋口さんは彼の依頼で今回の特集を企画した。

   早川書房は「樋口氏のnoteでの見解はあくまで樋口氏個人のものですが、今回の事態の責任は、ひとえに樋口氏に特集企画を依頼した弊社にあります」としたうえで、note内で樋口さんが批判した人々と読者に謝罪した。

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