野菜農家が旬の食材である「大根」の売れ残りを軽減するため、パッケージにある工夫を施した。この企業努力がネット上で「かわいくて買いたくなる」などと反響を呼んでいる。
「かわいくて買いたくなりますね」
注目を集めているのは、農産物の生産販売などを行う「しゅん・あぐり」(埼玉県八潮市)による2021年12月4日のツイートだ。卓上に並ぶ小包装された大根の写真を投稿している。
写真をよく見ると、ひとつひとつ透明なパッケージに笑みを浮かべた口や目などが描かれており、まるで大根のキャラクターらが身を寄せているかのように映っている。また投稿文では、
「遊んでないです...一本でも多く売れてほしくて(涙) #企業努力」
と、切実な思いを伝えた。投稿は3万1000件以上のリツイートや17万3000件超の「いいね」を集めるなど反響を呼び、ツイッターでは、
「ナイス!アイデア!」
「可愛いですね。大根に表情がある」
「かわいくて買いたくなりますね」
などと同社の取り組みを評価する声が上がっている。