「少年革命家」を名乗るYouTuber・ゆたぼんさん(12)が、教諭が学校の廊下で女子中学生(当時)の髪を切った問題をめぐる訴訟について、YouTubeで公開した動画で持論を展開した。
「切ったからって勉強できるようになるわけちゃう」」
ゆたぼんさんが問題に言及したのは、2021年12月6日に公開された「中学女子にポリ袋かぶせて工作用のハサミで髪きった先生ヤバすぎ」と題した動画だ。
取り上げたのは、2016年6月に山梨市の女子中学生が当時学年主任の教諭に廊下でポリ袋を被せられ、工作用のハサミで髪を切られたことで精神的苦痛を受けたとして、市に損害賠償を求めた訴訟。甲府地裁は30日の判決で、市に11万円の支払いを命じた。各メディアが報じている。
この問題について、ゆたぼんさんは教師の行動は犯罪にあたる行為だと主張した。
「髪の毛を勝手に切るのは傷害罪か暴行罪で犯罪やねんな!だからこの先生は犯罪者やん!」
さらに、山梨市が生徒の髪を切ったことについて、「母親からの依頼があった」と主張したことに関しても、筋が通っていないと反論している。
「先生が生徒の髪の毛を切っていいわけないやん!じゃあ保護者が『うちの子どもを殴ってください』って言ったら殴っていいんか?そんなわけないやろ!?保護者が決めることちゃうねん!子どもに権利があるねんから、子どもの気持ちを考えたれよ!って話やん!」
髪色やヘアスタイルを矯正する学校の在り方についても疑問を投げかけた。
「それに、髪の毛を切ったからとか、黒髪にしたからって勉強できるようになるわけちゃうやんけ!」
「学校に行くかどうかも自由でええ!」
さらに、ゆたぼんさんの持論である登校の自由についても言及している。
「だから髪の毛なんて自由でええねん!学校に行くかどうかも自由でええ!子どもは学校に行く権利はあるけど義務はない!親もそう!親も子どもが『学校に行きたい』って言ったら行かせる義務があるけど無理矢理行かせる義務はないねん!」
こう主張したゆたぼんさんは、「ということで、俺も久しぶりに美容室に行って髪の毛を染めてこようと思います!」として美容室へ。サイドを刈り上げ、トップを明るい金色に染めたワイルドなヘアスタイルになるまでを動画で伝えていた。