45歳YouTuber、33時間の分娩乗り越え出産報告 涙ぐみ「本当に奇跡」...高齢妊娠に「誹謗中傷」も

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   45歳のYouTuber・あいりさんが2021年12月1日、第一子となる男の子の出産を報告した。33時間22分という長時間の分娩を乗り越えたあいりさんに、ファンから多くの祝福のメッセージが寄せられている。

  • あいりさんのインスタグラム(@airi_happy)より
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「ずっと奇跡の連続」

   白いシャツを着たあいりさんは、笑顔で「私事なんですけれども、先日、無事出産いたしました!」と出産を報告。出産までの間に投稿していたショート動画やインスタグラムに多くの励ましのメッセージが届いていたことに、「本当にたくさんの応援や、温かいお言葉をいただきまして、ありがとうございました」とリスナーに感謝を述べた。

   あいりさんは、妊娠発表時は44歳、出産は45歳と高齢出産となり、過去には誹謗中傷とも取れるコメントが寄せられたことを涙ながらに明かしていた。長年不妊治療を続ける様子を動画にアップ。妊娠後も出産までに入院するなど、多くの不安があったとし、今回の動画では瞳を潤ませた。

「ここまで本当に奇跡で。生まれた後も奇跡で、もうずっと奇跡の連続なんですけども、今本当にお腹の中にいた子を、この腕に抱くことができて本当に幸せです」

   分娩時間は33時間22分。あいりさん自身も「長いなぁ」と感じたとした。一般的に無痛分娩と呼ばれる「硬膜外分娩」を選択。自然に陣痛を待ってから麻酔を入れる方式を選んでいたものの、あいりさんは陣痛が来るより前に破水したため、計画分娩に近い形でのお産になったという。

   陣痛に対し子宮口が開かず、なかなか分娩室に入れなかったが、19時頃にやっと分娩室に入り、麻酔を投与してもらったという。事前の説明では背中からのカテーテル注射や麻酔の投与に不安を感じていたものの、実際には痛みもほとんどなく2~3時間ほど眠ることができたとした。

   その後は麻酔の投与と陣痛を繰り返し、一時は帝王切開も検討したという。

「そこからがとにかく長かったですね。その日の夜中がとにかく長かった! 結構苦しみました」

   お腹の赤ちゃんは最後の検診では推定3000グラムほどの大きさだと言われていたものの、助産師からは「とても3000グラムには思えない」と言われるほどで、なかなか出産が進まず。いきむ度にお腹を押してもらうなどを繰り返し、吸引分娩で出産し、生まれた赤ちゃんの体重は3500グラムだったという。

「結構壮絶な出産の経験だったなぁと思います」

   無事に出産したものの、約1.5リットルの出血があり、感染症の数値が上がってしまったという。母体のダメージが大きかったことから、出産後も分娩室に一晩泊まり、夜通し吐き気。産まれた赤ちゃんも低血糖や黄疸の症状があったため、NICU(新生児集中治療室)に入り別々に過ごしたとした。

「私にとっては結構壮絶な出産の経験だったなぁと思います」

   あいりさんは産後の体の変化についても明かし、貧血の症状や全身の痛みなどがあるという。育児に集中し体を休ませるためにもしばらくの間動画の撮影は控え、出産前に撮影した動画を編集してアップする予定だとした。動画の最後には、改めて感謝の気持ちを述べている。

「体をゆっくり休めて、体調が回復したら、またYouTubeの動画もしっかり撮影してきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします! 本当にたくさんの方に応援いただきまして、ありがとうございました。今回、無事出産できましたのも、通っている産婦人科の先生、助産師さん、看護師さんのおかげです。本当にありがとうございました」

   出産報告を見たファンからは、出産を祝い幸せを祈るコメントが多く投稿されている。

「本当にお疲れ様でした。そしておめでとうございます!不安も多い中無事母子共に元気でいることが幸せな事ですよね。これからも体に気をつけて下さい!また子育て動画などあいりさんの投稿待ってます」
「おめでとうございます!私も不妊治療中でとても励まされました!あいりさん御一家に幸せが沢山訪れますように!」
「やっと出産後のあいりさんの話聞けた!本当に大変な出産だったんですね...でも無事に産まれてきてくれて自分のことのように嬉しいです!」
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