今季は自身4度目の盗塁王に
西川は智弁和歌山高から10年のドラフト会議で日ハムに2位指名を受け入団した。プロ3年目の13年に開幕スタメンを勝ち取り、14年には盗塁王のタイトルを獲得。主力としてチームをけん引し、これまでにベストナイン2回、ゴールデングラブ賞を4回受賞している。
昨オフにはポスティングシステムを申請して大リーグ移籍を目指したものの、夢かなわず日ハムに残留。今季は130試合に出場して打率.233と打撃面では振るわなかったが、24個の盗塁を記録し自身4度目の盗塁王のタイトルを獲得した。
西川は今季、海外フリーエージェント(FA)権を取得したが、日ハムは11月16日に西川に対して22年度の契約を提示せず保留手続きを行わないことを発表し、12月2日に自由契約となった。
巨人は18年にFAで丸佳浩外野手(32)を獲得し、昨オフにはDeNAからFAを宣言した梶谷隆幸外野手(33)を獲得した。外野手の戦力補強に余念のない巨人。西川の今後の動向が注目される。