格闘家の朝倉未来(29)が2021年12月2日に公開したユーチューブ動画で大晦日に開催される格闘技イベントについて言及した。
動画は「大晦日の話」とのタイトルで公開され、朝倉は冒頭で「今日現在まだ試合は決まっていません」と明かし、負傷している膝の回復具合を踏まえた上で大晦日の格闘技イベントに参戦しない可能性を示唆した。
ストリートファイト企画で左膝負傷
朝倉は11月20日にAbemaで配信された「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」企画で挑戦者3人と対戦。21日に公開したユーチューブ動画の中でファイト中に左膝の半月板がずれドクターストップがかかったことを明かしている。
12月2日現在までに左膝は完治しておらず、普通に生活している時も痛みがあるという。
朝倉は現在の状態について「走れないくらいですね。普通に軽いスパーリングとか上半身のトレーニングは出来るんですけど、走ると痛いというくらいのケガです」と明かした。
左膝の負傷が完治していない状況で問題となるのが減量だ。イベントまで1カ月を切っており、時間的制約がある中で体重を落とすために走れない状態にある。
「出るかもしれないけど、出ない可能性も」
また、大晦日の格闘技イベントに参戦した場合の対戦相手についてリベンジ戦になるだろうと予想。過去に敗北を喫したクレベル・コイケ(ブラジル=32)やRIZINフェザー級前王者・斎藤裕(34)らの名前を挙げた。
その一方で万全ではない状態で試合に出場するべきか否か苦悩していることを明かした。
朝倉は「リベンジするのにこんな万全じゃない状態で出て後悔しないかどうかってところなんですよね。そこにすごく悩んでまして」と心境を吐露し、朝倉の参戦を見込んでチケットを購入しているファンに対して「出るかもしれないけど、出ない可能性もあるということを伝えておかなきゃいけないなと思いました」と気遣った。
さらに「大晦日だからってエンターテイメントよりの試合だったらやっぱり受けないですし」との意向を示し、「とにかく大晦日出ればいいというもんじゃないと思うのでその辺ちょっと考えたいなと思います」と話すに留めた。