「本来は特定の人や性を対象とした表現でない」
「YAGIthical」は12月2日16時頃、インスタグラムとフェイスブックで「アップサイクルプロジェクトに対するご意見について」と題した文章を投稿。「ある媒体からの情報が一部分だけ切り取られ、誤った表現で配信された」として、「皆さまに誤解を招く表現となってしまった事をお詫び申し上げます」と謝罪した。
プロジェクトに「B子」という名前をつけた意図については、「完璧ではない部分・周りと違う部分がある自分自身とタオルを重ね、『完璧ではなくBの部分もあって良い』という価値観を感じ、それをメッセージにこめました」と改めて説明する。
ただ、「本来は特定の人や性を対象とした表現でないにも関わらず、『B子』という記載やイラストから生じる印象が、特定の人や性を対象としているかのように受け取られてしまった事も事実」とする。同社は事実を真摯に受け止め、プロジェクトの表現方法やイラストの修正を行うとした。
最後に「皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します」と伝えた。
前述のファッションスナップの記事は、2日16時までに見出しから「B子プロジェクト」の文言が消え、次のように変更されている。
「規格外品タオルを有効活用、ヤギのサステナブルプロジェクト「ヤギシカル」がポップアップ開催」
また、記事中で「B子プロジェクト」を説明した記述も修正されている。