早大生の聖地「高田馬場駅前ロータリー広場」約200日ぶり開放へ 陳情書、愛の南京錠...騒動経て

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   JR高田馬場駅前のロータリー広場が、約200日ぶりに解放される。東京都新宿区危機管理課が2021年11月30日、取材に明かした。

  • 高田馬場駅前
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基本的対策徹底期間の終了に伴い

   新型コロナウイルス対策として、広場は5月中旬からフェンスで閉鎖されていた。近隣には早稲田大学などがあり多くの人が行き交う。「路上飲み」も相次いでいた。

   憩いの場として親しまれてきただけに、閉鎖には反発もあった。6月に早大生が新宿区議会に対し、夜間のみの閉鎖を求めるなどとする陳情書を提出した。新宿区議が「閉鎖にコロナ関連のエビデンスはなかった」とブログで発信する動きもあった。

   そのほか、フェンスの金網に「愛」「ラブ」などと書かれた複数の南京錠がかけられるトラブルもあり、さまざまな形で注目を集めてきた。

   新宿区危機管理課はJ-CASTニュースの取材に、12月1日にフェンスを撤去し、広場を開放すると明かした。都の基本的対策徹底期間の終了に伴う措置とする。

   路上飲み対策として、繁華街では年末まで「パトロール隊」の巡回をするが、高田馬場駅前では未定。「路上飲みが頻発する事態となれば、そうした要請行動も検討するかもしれません」と話した。

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