俳優の杏さんが新聞記者役で出演する「日本沈没-希望のひと-」(TBS系)第7話が2021年11月28日に放送され、杏さんが流暢な英語を話すシーンに反響があがっている。
著名な教授が全土沈没を否定!?
同ドラマは作家・小松左京さんによる1973年刊行の小説「日本沈没」が原作。何度も映像化されてきた名作で、今作のドラマでは2023年の東京を舞台にアレンジしている。主人公の環境省官僚・天海啓示を小栗旬さん、経済産業省の同僚・常盤紘一役を俳優の松山ケンイチさん、新聞記者・椎名実梨役を杏さんが務め、「沈没」という未曽有の危機に立ち向かう姿が描かれる。
※以下、ネタバレを含みます。
田所博士(香川照之さん)とともに関東沈没説を支持していたジェンキンス教授(モーリー・ロバートソンさん)が日本沈没説を否定した。どうしてもジェンキンス教授の意向だとは思えない天海は、どこからか圧力がかけられていると予測し、姿をくらませているジェンキンス教授を探しに、とりあえずアメリカに訪ねようとした。
しかし、それを知った実梨は「素人が慣れないことをやっても時間の無駄です。私が記者としてアメリカに行ってきます」と単身アメリカへ渡り、ジェンキンス教授に真相を確かめることを約束する。
アメリカに着いた実梨は、話をしようとしないジェンキンス教授に対し、英語で「やっぱり後ろ暗いことがあるんですね?」と核心を突く。続けて、「田所説を否定したのは、何者かの圧力があったから?」「巨額の報酬を積まれて否定したとか?」と煽ると、耐えきれなくなったジェンキンス教授が激昂して反論する。
「英文を発音良く読んでるんじゃなくてちゃんと話してる」
その後、ジェンキンス教授が解析したデータは、田所教授の助手から送られた古いデータ(全土沈没の危険性を示す記録がないもの)であり、ジェンキンス教授はただそれを解析しただけに過ぎなかったことが発覚。最新のデータをジェンキンス教授に送り、再検証してもらった結果、田所博士の日本沈没説を全面的に支持するという見解を寄せるのだった。
視聴者からは、杏さんとモーリーさんが英語でやりとりをする一幕に反響が続出。インターネット上では、「杏英語上手いね。英文を発音良く読んでるんじゃなくてちゃんと話してる」「杏さんが英語を長く話すシーンあったけど演技ではなく、本当にペラの人だ!! 発音も完璧!!」「杏ちゃんが英語ペラペラなのより、モーリーが英語話せることに驚愕」「新聞記者でありながら天海の立場を考慮して多くを聞かず、単身アメリカに渡りジェンキンス教授の居場所を探り当て、流暢な英語で取材する。天海にとって理想的なパートナーになった椎名が頼もしい」などと称賛する声が多くあがっている。
なお、杏さんは2021年10月20日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演した際、子どもを寝かしつけてから深夜1時頃まで、オンライン授業で英語とフランス語を学んでいることを明かしている。