「大好きなHKT48がここで終わらずに、10年、20年って...」
松岡さんの発言があったのは、11月26日の公演終盤、6期生のオーディションが発表された直後だ。HKT48が新規メンバーを募集するのは、18年の5期生オーディション以来3年ぶり。若手メンバーの成長に触れる中で、次のように話した。
「もっとみんなで上に上に、お互い引っ張り合って、まだまだ10周年は...私的には納得いっていないというか、もっともっとHKT48だったら上にいけるんじゃないかと私は信じていたいので、大好きなHKT48がここで終わらずに、10年、20年って、私が卒業したりしても、『ああ、みんな頑張ってるんだ』って思えるようなグループを自分たちで残していけるように頑張りたいなと思います」
11月27日の終演直後に報道陣の取材に応じた松岡さんは、「納得いっていない」理由のひとつにコロナ禍の影響もあるとした上で、AKB48は10周年までにドームコンサートを実現したことに触れた(AKB48は13年に福岡PayPayドーム(当時は福岡ヤフオク!ドーム)などでドームコンサートを行い、HKT48は姉妹グループの一員として出演)。その上で、次のように真意を説明した。
「私たちも『いつか立ちたい』という気持ちがあったんですけど、いつからか、こう言えなくなったというか...。それも、ちょっと自分たちにとって悔いというか、やっぱり1期生として、みんながもっと大きな夢を言えるようなグループを10年かかって私たちが作ってこれなかったので...。でも、まだまだここで終わらせたくはないな、という気持ちがあるし、後輩たちもすごく頼もしく育ってくれているので、みんなで力を合わせてもっともっと大きな目標を言えるようなグループになりたい、という気持ちで言いました」