新庄監督就任で「覚悟はしていた」 日ハム「放出」大田泰示が漏らした本音

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   プロ野球日ハムから自由契約になることが決まっている大田泰示外野手(31)が2021年11月28日放送のラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送)に出演し、現在の心境を語った。

   大田は今季、打率.204、3本塁打、20打点と低迷。日ハムは11月16日に国内フリーエージェント(FA)資格を取得している大田に対して22年度の契約を提示せず、野球協約第66条の保留手続きを行わないことを発表した。

  • 大田泰示選手(写真:AP/アフロ)
    大田泰示選手(写真:AP/アフロ)
  • 新庄監督のインスタグラムより
    新庄監督のインスタグラムより
  • 大田泰示選手(写真:AP/アフロ)
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「頭の中が真っ白になるというか...」

   自由契約になることについて大田は「色んな選手がいるなかでこういうことがあるというのは僕も分かっていたことなので、そこに関してはネガティブにとらえることはないです」と前向きな姿勢を見せながらも、「自分がこうなってしまうことにまず驚きというか自分もこういうふうなことが起こってしまったんだなというのが率直な感想です」と述べた。

   球団から保留手続きを行わないことを発表当日に告げられたという大田。球団からの厳しい評価は、ある程度の覚悟があったものの人生で最大の衝撃だったことを明かした。

「まず今年のシーズン、自分の成績を見たときにかなり厳しい契約になるだろうなと思っていましたし、栗山監督がおやめになって新しい監督が、新庄監督というところでチームの若返り、チームの改革をしてくるだろうというふうに自分の中でも思っている部分はあったのでこういう結果になってしまったのもの覚悟はしている部分はあった」

   さらに「心の準備といいますか色々考えてオフに入り、実際にそういうふうになった時というのは本当に頭の中が真っ白になるというか、目の前が真っ白になるというか。人生の中でもこういう経験はしたことがないくらいビックリしました」とストレートに表現した。

「どの色のチームでもいいのでユニフォームを」

   東海大相模高出身の大田は08年のドラフト1位で巨人に入団。巨人、大リーグで活躍した松井秀喜氏が背負った「55」を与えられるなど球団からの期待は大きかったが、入団後は伸びや悩み16年に交換トレードで日ハムに移籍した。

   今後は日ハムを含めた12球団に所属先を模索していくことになる大田は「野球は僕の中で一番の財産でもありますしこれを仕事にしてまだまだやりたいという気持ちが大きいので、野球をやれる環境、そういうチームが早く見つかればいいなと思ってます」とし、「どの色のチームでもいいのでユニフォームを着れたらなと思います」と語った。

   また、大田は日ハムでの5年間の思い出のなかで、ファンから「ファイターズ来てくれてありがとね」と声をかけられたことが一番印象に残っていると明かし、「ファンのみなさんには感謝しています」とのメッセージを送った。

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