サッカーの元日本代表MF松井大輔(40)が2021年11月25日に映像配信サービスDAZNで公開された「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演し、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会での衝撃エピソードを披露した。
松井「僕が蹴るんだったら駒野みたいなミスはしない」
番組は元日本代表DF内田篤人氏(33)がMCを務め、対談形式でトークが繰り広げられた。そのなかで松井がW杯南アフリカ大会を振り返り、盟友である元日本代表DF駒野友一(40)のエピソードを明かした。
日本は南アフリカ大会のグループリーグを2位で通過し、決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦した。試合は0-0のスコアレスでPK戦に突入し、3番手の駒野が蹴ったボールはクロスバーの左上を直撃しネットを揺らすことが出来ず3-5で負けた。
松井はパラグアイ戦にスタメン出場するも途中交代し、ベンチで終戦を迎えた。試合後、ピッチ上で泣きじゃくる駒野を抱きかかえるようにして支えた松井の姿は話題を呼び、日本のサッカーファンに強い印象を残した。
番組の中で内田氏から「松井さんは最後PK蹴ってましたっけ?」と振られた松井は「蹴っていない。交代しているから」と即答し、「僕が蹴るんだったら駒野みたいなミスはしない」と強烈な返しで内田氏を慌てさせた。