「アベノマスク」博物館の展示品に コロナ時代の象徴、学芸員は「今保存しておかないと」

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   「アベノマスク」がコロナ時代の世相を伝える文化財となるか。

   沖縄市立郷土博物館(沖縄市)の展示物に、新たに「アベノマスク」が加わった。展示にはどんな意図と意義があるのか、J-CASTニュースが学芸員に聞いた。

  • 沖縄市立郷土博物館で展示されたマスク
    沖縄市立郷土博物館で展示されたマスク
  • 沖縄市立郷土博物館で展示されたマスク

将来コロナ時代を振り返るために

   沖縄市立郷土博物館は沖縄市の自然・文化にまつわる博物館で、自然・歴史・民俗などに関して展示や講座の展開を行っている。

   アベノマスク――2020年4月に新型コロナウイルス対策として当時の政府から全世帯に配布された布マスクだが、これが21年10月22日から12月26日まで沖縄市立郷土博物館で開催の企画展「新収蔵品展」の中で展示された。

   アベノマスクの展示には、

「学芸員の家に配達されたものを、収蔵品として博物館で保管することにしました。これは、将来的にコロナウイルス感染症のころの沖縄の世相を振り返る展示に使うためです」

といった解説がなされていた。

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