アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー・田中聖(こうき)さんが2021年11月25日にインスタグラムを更新し、SNSでの過度の誹謗中傷に法的手段を取ることを明かした。
田中さんはABEMAの企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」(11月20日開催)に挑戦者として出場を予定していたが、直前にケガを理由に欠場。田中さんのSNSには賛否両論のコメントが寄せられる一方で、「死ね」「殺す」など過度の誹謗中傷があったという。
企画欠場で「現在診断書を発行してもらっています」
田中さんはケガで欠場したことについて「ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪の意を表し、「すぐにでもYouTubeなどで動画をあげるつもりだったのですが、診断書のない状態での動画は意味がないと判断をし、現在診断書を発行してもらっています」と現状を報告した。
さらに「DMにてたくさんの意見をいただいております。賛否両論、自分への厳しいご意見は真摯に受け止めますが、誤解と気付かず『死ね』『殺す』など過度な誹謗中傷、関係のない家族への誹謗中傷に関しましては、弁護士と相談をし、法的手段を取らせていただきますのでご了承ください」と明かした。
「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」は、RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフィース赤坂)が自身への挑戦者を公募し、656人の応募者の中から田中さんを含む4人の挑戦者が選ばれた。
朝倉「今すごく反省しています」
田中さんはケガで欠場し、参加したのは「会津伝説のけんか屋」久保田覚さん(25)、元タレントで後藤真希の実弟・後藤祐樹さん(35)、K-1参戦経験があるキックボクサー、モハン・ドラゴン(44=ネパール)の3人でいずれも「秒殺」された。
同企画で朝倉は改めて格闘家としての実力を証明しプロと素人の差を見せつけたが、SNSでは賛否を呼び、「弱いものいじめ」などのコメントも寄せられた。
このような視聴者の反応に朝倉は11月24日にユーチューブチャンネルで動画を公開し、同企画を振り返りながら胸中を明かした。
朝倉は「僕目線でしか物事を考えてなかったと思いまして今すごく反省しています」とし、「格闘技を広めるために受けた企画でしたけど結果的にいい広まりではなかったというのがシンプルな感想で、結局は弱いものいじめをしていたような映りになっているので。とにかく良くなかったと今、自分で思っています」などとコメントした。