総合格闘家の朝倉海さんが2021年11月23日、自身の公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、兄の朝倉未来さんが出演した番組「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」(ABEMA)について私見を述べた。
「僕のほうが危ない」と参戦を拒否
オーディションで選ばれた喧嘩自慢が未来さんと"喧嘩ルール"で対戦した同番組。「朝倉海にストリートで勝ったら1000万円企画について」と題して公開した動画で海さんは、「賛否両論はあるよね、絶対。やる前からわかってたよ、荒れるっていうのは」と番組に言及し、「やる前から『怪我しないで欲しい』ってずっと言ってたじゃん。挑戦者の方たちが。それだけめちゃめちゃ心配だったから」と振り返った。
番組は、未来さんが挑戦者3人それぞれを1分以内で仕留める一方的な展開となった。この結果に海さんは「そりゃそうでしょ。プロ格闘家ってそれだけをやってるから。そのために練習を積んでいる人と何もやってない人がやったらそうなるよなっていう」と持論。また、未来さんの戦いぶりについては、「モハン・ドラゴン選手の時は多分ガチでやったと思うけど、他の2人の時はめちゃめちゃ手加減してるなっていう印象でした。致命的な怪我を負わないように考えてやってるなと」と率直な感想を語った。
さらに海さんは、YouTubeの視聴者から未来さんに続いてこの企画に挑戦して欲しいとの要望が多数届いているとしたうえで、「一つ言わせてもらうと、僕のほうが危ないです」とニヤリ。その理由を「兄貴の試合見ても、レフェリーが止める前に(自分から)止めたりしてるじゃん。それだけコントロールできてるんだよね。だけど、俺のほうがレフェリーが割って入らないと止まらないぐらい危ないから」と説明し、「だから自分は怪我させちゃう可能性があるんで、絶対やらないっていうのはもう決めてるんです」と明言していた。