「心ある厳しいご指摘をいただき...」
石毛氏は24日に「大谷翔平選手に関する一連の動画、報道に関してお詫び申し上げます」と題した動画を投稿。黒いスーツ姿の石毛氏は「ここ最近の大谷選手のMVPに関する動画において、視聴者の皆さんからのご指摘について反省し、謝罪すべき点は謝罪すべきだと思い、ここにコメントをさせていただきます」と切り出した。
石毛氏はまず「MVP投票に関するアメリカでの人種差別」について言及。石毛氏は1990年代にアメリカへコーチ留学していたが、「その当時のアメリカと今とでは、有色人種に対する偏見が解消されていると考えられることから、現状に関して理解不足でした」と振り返り、「MLB及び投票された記者の皆さん、大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
大谷選手の結婚相手に関する発言は「人種差別やセクシャルハラスメントを伺わせる」ものだったとし、「私の不注意でございました」と釈明。「大谷選手が是非とも良いパートナーに巡り会うことを期待しております」とした。
大谷選手が受賞すれば「日本人で初めての大リーグMVP受賞」と認識していたことについては「2001年にイチロー選手が獲得していたことを失念していた」と説明。「イチローさん、失礼いたしました。申し訳ございません」と謝罪した。
18日、20日の動画のコメント欄を閉鎖したことについても「コメントオフの対応は間違いでした。ごめんなさい」とした。
石毛氏は最後に「視聴者の皆さん、心ある厳しいご指摘をいただき、私に気づかせていただきまして、本当にありがとうございました」と頭を下げた。