YOU、ハラスメントには「気が強いので...」
表彰の後、YOUさんとみたらしさん、ゲストでメイクアップアーティストのFUKAMIさんの3人により、女性へのストリートハラスメントにまつわるトークが行われた。
YOUさんはハラスメントの実体験を聞かれ、「私は気が強いので、また会社とか組織に属したことがないので(ハラスメントに)気が付いていないのかもわからないのですけど」と振り返りつつ、
「皆自己肯定感を持てればいいのですけど、やっぱり気持ちが私より弱い人もいるし、もっと(他者に)気を遣ってしまう方もいらっしゃる」
と声をあげられない女性がいるのではないかと話す。
FUKAMIさんは「昔のバラエティのイメージで、大人の女性はおばさんというか、ピエロの役割をしなければならなない風潮があったりとか、女性が水面下で自信を失ってしまうような」コミュニケーションが未だあることを指摘し、みたらしさんも「日本では自分の命が危険にさらされるような行動にしかトラウマと認定されない雰囲気がありますが、ハラスメントの蓄積がストレスとして出てしまったり心に傷を受けてしまって、PTSDになってしまったり自己肯定感が低下してしまうことがあります」として、ケアを受けやすい環境づくりが必要だと指摘した。
また公共の場でのハラスメントを防ぐためにこれからはどう行動したいか、を司会者から問われると、みたらしさんは被害者が受けたことをしっかりと記録し、また事後に被害者に深いケアを行うことを挙げた。
FUKAMIさんは目の前でハラスメントにあっている女性に共感し、不快感を表に出す行動を実践したいと話す。YOUさんは「昨今は変な事件も多いので、ボーっと歩いていないで(道行く人が)大丈夫かなと気づいてあげる、そういう気持ちを大人が持つといいかな」と話していた。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)