ヒップホップグループ「RIP SLYME」を2017年9月に脱退していたことを2021年11月1日に発表したPESさんが23日、ツイッターを更新し、伝えられているメンバー同士の関係をめぐり心境を明かした。
「めちゃくちゃイジメられてた人みたいになっていて恥ずかしい」
PESさんは、ツイッターで
「なんか私、めちゃくちゃイジメられてた人みたいになっていて恥ずかしいんですがあの流れだと仕方ないのかなと思います」
「話したかった本筋とだいぶ違う形になってしまいましたが、私は5人揃って皆さんの前で『ありがとうございました!』と頭を下げて、笑顔で終わりたかったです」
と当時の心境を振り返り、脱退までの流れに対し無念さをにじませた。
これは、RIP SLYMEのメンバー、RYO-Zさん・ILMARIさん・DJ FUMIYAさんの3人が22日にYouTubeチャンネルの動画で「いじめ」を否定したことを受けての発言とみられる。
メンバー3人は動画で、PESさんの脱退は事実だと認めたものの、「報道などで言われるような、いじめがあったとか、そういった事実は一切ございません。いろんなことを言われていますけど、報道で言われるような事実はなかったと、僕たちは思っております」とメンバー間のトラブルについては否定した。
動画概要欄では、脱退報告が遅れたことについて、
「4年前、元メンバーが脱退を決意したことは、メンバー全員にとって、非常にショックな出来事でした。本来は、脱退の事実を速やかにファンの皆さまにご報告すべきでしたが、グループの活動休止時期とも重なってしまったため、ご報告ができないままとなっておりました」
と説明していた。しかし、PESさんは活動休止が発表された当時、活動休止を「報道で知った」旨をツイートしている。
「裏で会っても恫喝されて脅されて終わりますよ」
現在活動休止中のRIP SLYMEをめぐってはフルメンバーでの再結成を願う声が多く、表舞台で活動しているメンバーもたびたび再結成を匂わすコメントを発していた。しかし、PESさんはツイッターなどで再結成は難しいとの心境を明かしていたことから、ファンの間ではPESさんが再結成を拒んでいるのではないかとの憶測が飛び交っていた。
PESさんは11月1日発表の脱退報告で、メンバー3人のインスタライブでPESさんの名前があがったことから、自らライブ参加をリクエストしたが、断られたと説明。また、PESさんに関する話をやめるよう、メンバーに申し出ていたという。
「以前に私の話をして欲しくないと彼らには伝えていたはずなのに、何故繰り返すのか、この話をどんな気持ちでどんな角度でどう捉えているのか、など実際に話したかったのですが相手にはしてもらえませんでした」
脱退報告の約3週間前となる10月8日には、RYO-ZさんらとPESさんの関係をめぐって、ファンが心配する事態が起こっていた。この日、RYO-Zさんがインスタグラムに、YouTubeチャンネルの背景画像とともに「2次会始まりまーす」と投稿。PESさんはコメント欄に、
「それで逃げ切れると思ってるんですかね、、、。」
と意味深なコメントを残していた。さらにPESさんは、RYO-Zさんらのインスタライブにリクエストを送るも無視されたことを示唆するコメントを、相次いで投稿していた。
「ね。酷いでしょ」
「裏で会っても恫喝されて脅されて終わりますよ まあ何を人質に取るのかは興味ありますけど」
「特にリョージさんが悪いとかではないですよ 何が悪かったかどうかは話出来てからかな お休みなさい」
11月22日にRYO-Zさんらが公開した前出の動画では、リクエスト拒否について、
「あるインスタライブの時に、彼からリクエストがあったんですけれども、SNSの感じとかを鑑みると、楽しいセッションになるかどうか分からなかったので、ああいう対応になってしまいました」
と説明していた。